実録?ココナッツがやってきた!

sudacchi2004-12-06

先日放送のポップジャムにココナッツ Jr.が出たことで意外だった事が2つあった。 ひとつは
地域限定レコード店『フクタレコード』に行ってみたいという県外の方々の存在。 そしてこれ
も県外の方だと思われるがココナッツの前身『APD』について言及されている方々の存在であ
った。 フクタレコードについては、後日またふれるとして、今日はAPDについて初めてここ
で書いてみる。 ポップジャムで何故APDまで歴史をさかのぼらなかったのか? それはブレ
インポリスが関わったのがAPD結成以降であったからなんじゃ・・・・。

それは今からちょ〜ど10年前、1994年9月の末のことだった。 四国のすだっち地方から
海越えてほめられに神宮前2丁目の尾形ビル2Fまで送られてきたタウンマガジン『あわわ』10
月号の表紙で、一人の美少女がセーラー服姿でさわやかに微笑んでいた。 どこかのモデルを使
ったのかな? まさか地元の高校生じゃないよな? そんな第一印象を受けた。 ちょっと牧瀬
里穂に似た、やたらと目の大きなこのカバーガールが、当時城東高校2年の多田純子だった。

そして「女子高校生の制服に迫る!」と題された巻頭特集に、すだっち県下43のそれぞれの高
校の代表として多田純子、原田まゆみ、森淳子も制服姿で登場していた。 ただこの時のまゆぴ
とについては写真がいまいちで、TBSじゃないけど残念ながら記憶には残っていない。 しか
し2人のじゅんこちゃんは、制服の着こなし、ポーズ、笑顔、スタイルなど全ての面で圧倒的な
清涼感オーラを放っていた。 まるで鶴田真由と内藤洋子のように・・・・これがココナッツと
の出会いであった。

2ヶ月後に送られてきた『あわわ』12月号には、この3人を含めた6人の現役女子高校生たち
が、翌年の3月まで期間限定のアイドルとして活動すると、表紙&巻頭グラビア数ページにわた
って紹介されていた。 以前から『あわわ』の住友社長に、『せっかくタウン誌という好調な媒
体があるんだから、1年間表紙で使い続けるとかして地元発のアイドルとか作ったら徳島もおも
しろくなるんじゃないか?』と酒飲み話をしていた私は、APD(阿波パフォーマンスドール)
というネーミングも笑えたし、企画もおもしろいと思った。

最年少の森淳子は相変わらずキュートだし、撮影のたびに表情を変える多田純子は、牧瀬里穂か
ら鶴田真由をへてなんと浅田美代子になってド真ん中で笑っている。 しかししかし今回も原田
まゆみはピッチャーゴロであった。 実物をみれば、まゆぴとがナガシマ様のように、ひかり輝
く太陽のごとくチョ〜美人なのは一目瞭然なのだが、この時点で三振とピーゴロの写真しか見た
ことのないわしには悲しいかなそんなこと(原田まゆみ=天覧試合のサヨナラ・ホームラン)は
まだ知るよしもない。 そして正月に徳島へ帰ったとき、Wじゅんこに会えないものかと、『あ
わわ』にコンタクトの電話をいれた・・・それがココナッツ10年の歴史の始まりである。
(続く・・・かもしれん?)
(注)1996年5月21日発行のヤシの実クラブタイムス0号(パイロット版)の『実録?コ
コナッツがやってきた!』を一部修正&加筆!