夏の日の思い出!

おぉぉ・・・参院選比例代表中村博彦さん(自民)が当確している。 わしがJ高校3年の
時に『倫理社会』を教えてもらった先生である。 大きなこと(おげ)を言うので親愛をこめて
我々はひろひこにひっかけ、おげひこはんと呼んでいた。

当時おげひこはんは24才。 大学をでたばかりで年も我々に近かったせいもあるが、あけっぴ
ろげでずばずばとものいう性格がけっこうわしとしては好きだった。 その後高校の先生をやめ
て国政選挙に全軍打って出たが、願いは叶わず社会福祉などの世界で活躍されていた。 が、思
う所があってか還暦をすぎてなお、夢をあきらめないで再び今回打ってでたのである。 すばら
しきバイタリティーである。 おめでとうございます。


高校3年のちょうど今頃、期末テストが終わって夏休みに入る前に校内球技(ソフトボール)大
会があった。 わが3年7組は野球部だったわしが担任の喜多正明先生から、選手の選抜からポ
ジションや打順の決定まですべてをまかされていた。 プレーイングマネージャーだったのであ
る。 えっへん!! で、おげひこはんは3年3組の担任であった。そこにはわしの永遠のマド
ンナ中野澄子さんがおった。 わしが澄ちゃんにほれてることもおげひこはんはしっていた。
その上で、大会の前の授業中にケンカを売ってきたのである。 『3組がお前やに負けたら坊主
になるわ!』と。 選挙でいえば公約である。 ただし当時はマニュフェストという言葉はなく
芸能レポーターがいたわけでもないのでビデオは残っていない。

さてどちらも予選を勝ちすすみベスト4に残った。 準決勝を勝てば最後に決勝戦でぶつかりあ
うという、なんかドラマの台本どおりになったのである。 しかし、やはり現実はドラマとは違
う・・・3組はなんと2年生のチームに負けてしまったのである。 わが7組は決勝にすすんだ
が、やはりこの2年のチームに敗れ準優勝にとどまった。 おげひこはんは2学期になっても坊
主にはしてこなかった。 『約束違反じゃ!』と問いつめるとこう言った。 『お前やのチーム
に負けたわけではない!』。 わしはその時から思っていた。 この人は政治家に向いとると!