がんばれ、吉野川市議会解散を求める会!

昨年10月1日、すだっち県北部中央に位置する4町村(鴨島町・川島町・山川町・美郷村)が
合併し、吉野川市が誕生した。 合併の是非はいろいろあるだろうが、ひとつには無駄をなくし
てスリムな行政になろうということなのだと思う。

で、吉野川市議会は定員26人なのだが、2006年の3月まで旧市町村議員62名が在任特例
のもと、居座っている。 これはやっぱしおかしいのではないか?・・・と思った普通の感覚を
もった一部議員から自主解散決議案が提出されたが、賛成18、反対38(棄権1、欠席5)で
否決され、なおかつ普通の感覚を持たない議員から出された『自主解散決議案に賛成した者だけ
が辞めたらよいのだ』という案が賛成多数で通ったというのである。

それをうけ住民グループ「吉野川市議会解散を求める会」は議会解散請求(リコール)に向けた
署名活動を開始し、1月5日、中間集計を発表した。 署名数は、リコールの直接請求に必要な
有権者の3分の1を上回る1万3千人を超え、必要数に達することが確実視されているというこ
とである。

本来の意味合いとは違うかもしれないが、市民がどう思っているのか感じていない議員の皆さん
に、茨木のり子さんの詩の一節を贈りたい。『自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ』